【3701〜3800】
真っ赤に熟れた林檎を囓った

世界にお前と俺だけしかいなくても、俺はお前を好きにならないよ

サヨナラと呟く瞳には涙が溢れる

君の時間が止まってしまった

虹を写した水溜まり

あの席に座っていた子を、僕は知らない

愛しても愛されても満たされない気持ち

この深い水の底から救い出してください

あの日投げ捨てた日記を拾いあげた

勝ち目のない賭けをした



お前の大丈夫は信用出来ない

あまりにもそれは残酷だった

最後の口づけを君から

誰がソレを見ていたんだろう?

恐る恐る伸ばした俺の手を、お前は何の戸惑いもなく掴んでくれた

海に沈むのは君の残骸

邪心が少しもない人間なんて(それはすでに人じゃない)

何度掴んでも掴めない存在

もしも君が俺を殺してくれたなら

布越しに感じる温もり



そんな顔してたら襲っちゃうよ?

お前が満足するならそれでいい

月だけが輝いていた

誰かが歌った戦場の子守歌

君の言葉は全て偽者

変わっていく君を見ているのは、辛い

変わってしまった僕を、見ないでくれ

所詮、勝てるわけないんだ

死にたくないと逃げ回る奴が一番始めに死ぬんだよ

戻れない、戻りたくない



愛してるの一言が酷く滑稽に感じる

君を手放すことなんて絶対ありえない

他人のためにしか微笑まない彼を哀れだと思った

止めることも助けることも出来ないなんて

貴方の歌声は、いつも誰かを救っている

ちゃんと聞いてるよ、だから1人で抱え込まないで

生きる理由を君に押しつけた

君の一瞬を奪ったせいで、君からの笑顔が永遠になくなってしまった

死にたいなんて簡単に言わないで

始めから、伝わらないと知っていました



太陽が沈むと無性に泣きたくなる

君の想いは、必ず誰かが受け継いでいるから

君が幸せになったら僕の幸せは永遠にこないんだろうな

安息の地を見失った瞬間

僕の魂を傷つけたのは

そのままでいいと言われても、納得出来ない

君が照らしてくれるから僕は迷わず進めるんだ

笑ってりゃなんとかなる

自分の影を探しています

怖がらないで、側にいるから



甘え方を知らない彼だから

ありがとう、幸せでした

さよならは別れのあいさつじゃなくて

1人は孤独、君に会えない時間も孤独

僕が誓ったのに裏切ってごめんね

だって仕方ないだろう、愛してしまったんだから

ずっと同じ日を繰り返している

だんだん興味を失う世界に、消えたくないとしがみついている

そこは天国ではなく地獄

動くわけがない(もう身体はとっくに滅んだのだから)



僕に向かって僕は笑う

一生かかっても、お前は辿り着けないよ

明日のために君を蹴落とした

この微笑みが嘘だと君は見破れるかな?

1人は寂しい、独りは怖い

神なんてクソくらえだね

死すらも厭わない

紡がれる言葉達

触れた指先から君の気持ちが伝わるようで

泣きながらすがりついて、結局自分では何もしない



その愛の中身が空だと知っていても

君は、変わってしまったよね

あの人にだけ認められたい、そのためなら命を落とすことも厭わない

綺麗な翼だと言ってくれたのに、血で真っ赤に染まってしまった

馬鹿だね、アイツを潰してもお前を愛するわけなんかないのに

誰かを愛することは怖くて、誰かを憎むことは簡単で

真実を君に伝えたくても、そのたびに心が苦しくなる

急ぐ彼に僕は何もしてやれなくて

心は急かすのに身体はもうピクリとも動けなくて

そんな狂った常識を、アンタは当たり前だと思ってるんだよね



これが愛なのか、憎しみなのか、分からない

ドキドキが止まらない、全てが嬉しい、恋してるって実感できる

屍に愛を語ったって

抱き締めたくても触れられない

せめて苦しみながら死ね

好きと言う気持ちが強すぎて、アイツを傷つけた。だから俺はもう誰も好きにならない

一瞬の戸惑いが全てを変えてしまった

今歩いてるのがどんな道だろうと、俺は進まなくちゃいけない

幸せが長続きしないのは分かってた。だけどこれは短すぎやしませんか、神様?

後一歩だと思って踏み込んだら地に落ちた



高すぎる身長に、背をかがめた

地から墜ちることも厭わない

未知な彼等が側にいる、それが怖くて楽しい

そんな愛、納得出来ない

君の手を振り切って走り出したのは

自分自身を騙すのはいつだって

手紙にサヨナラと一言書いて

赤点なんて怖くない!

誰かを思って流す涙

微笑みなんて、忘れてた