【5201〜5300】
棺の中で眠る貴方(もう目覚めはこないのでしょうね) 永遠の命を合成した錬金術師(彼は禁忌に触れてしまった) 枯れた向日葵(太陽に届かない寂しさに堪えられなくなったのかな) 正義を語る彼(その犠牲である幾つもの朱を、私は見ないようにした) 隣の貴方は(私には理想的で最悪な存在だった) 天才は孤独を知る(皆彼を蔑んだ眼でしか、見てはくれない) 人生気楽に(そして窮地に立たされた時、彼は気楽を消し去った) 諦めたから(私の時は止まったのです) 閉じ込めたまま(その気持ちを誤魔化して) 久々に見た貴方は(もう私の知っている貴方ではなかった) 私の心を半分あげるから(貴方の心を半分ちょうだい) 明日も空は(泣くのかな) 夢のために(命を捨てる覚悟さえ出来てる) 禁断症状(抑えるのは不可能です) いい加減諦めて(そして私を忘れて) 拒否しても無意味だよ(無理やり奪っていくから) 子供の殻を破って(私は大人へと変化する) どこまで歩いても(見えるのは紅い大地だけ) 黒いペンキで塗り潰して(青空は闇へと侵蝕される) 誰にも見つけられないまま(私は消えて逝くのだろうか?) 嬉しいから私は笑う(貴方も嬉しいのなら笑顔は2倍に) 人間の道を踏み外して(彼は獣となりました) 君が死んだのに僕は生きている(結局、僕は君よりも自分の命の方が大切だったんだ) 眼を合わせたら(貴方に引き込まれそうで) ボタンが千切れて(貴方との心の絆も千切れた) 貴方に染まった私は(誰かから見れば気味が悪いのでしょうね) 隣に居たのは(誰だったのかな) 何回でも言って見せよう(愛してる) 大変だ(どうやら、僕は君が好きらしい) 空白の席(何時になったら、貴方は戻って来るのだろう) 誓うよ(もう誰も愛さないと) 薔薇百本(抱き締めて、棘が刺さればいい) 緊急事態(貴方にフラれて生きる気力が消えてしまった) (始めに好きになったのは)貴方が先か、私が先か さあ死んで、今すぐ死んで(そして私も殺して) 貴方を信じてるからこそ(その言葉が信じられないの) 墜ちた世界で私達は(ただ1羽の鳥となろうか) 初めて会った気がしない(貴方が私を忘れてるだけよ) 貴方が笑わないのは(私が貴方を傷つけたから?) 誰かのために死ぬのなんて(そんなのおかしい) 死なないよ(貴方は笑顔で嘘をつく) 知っていますか?(私の心の泣き声を) 不完全な私(誰がそう決めたのだろう?) 嫌いだよ(私を愛してくれない貴方なんて) どうか唄って(私の心が癒されるまで) また後悔するの?(どうせ実行する勇気もないのに) 私は(私自身に)殺されました 夢だった(嗚呼、なんて残酷な事実) 眠れない日々(貴方のせいだよ) 機械仕掛けの操り人形(誰か、スイッチを押して) 殺戮ショー(明日は私の出番) 裏切り者(どこにいても孤独) (死んでからも、僕を縛るなんて)勝手すぎるよ 全てを戻す(じゃあ、君との出会いもなかったことになるね) 君の心に居続けたい(そんなの無理だよ) 抱き締めて(手に持つ刃で貫いた) 嗚呼、忘れてました(君が死んだことを) 傷ついたからって(誰かが助けてくれるとは思わないことだ) 神様こんばんは(そして) バイバイ(これで私は救われた) 弱肉強食(恨まないでね、貴方が弱かっただけなんだから) 言葉を紡いで(話すことなんか、ない) 空に私の赤をちりばめて(嗚呼、何て美しいのだろう) 地図を広げて(世界を旅しよう) 子猫の涙(横たわる親猫は、もう動かない) やっと見つけた(僕の生きる意味を) 神のみぞ知る(だから私は知らない) この世とあの世(私はどちらにもいけない) 魂の安らぎ(死んでからも、君は安らげない) 不倫(認められなくてもいい、愛してるんだから) 同情愛(だって、あまりにも可哀相じゃない?) 血の刃(僕はただ見てることしか出来なかった) 藁人形(呪うことも、治すこともできる) 秘密の抜け道(そこで見つけた素敵な物) 愛してるよ(殺したいほどに) 血塗れピエロ(それでも、ピエロは笑う) 本当に(君が君でよかった) 半月(欠けた姿が私と重なる) 明け方(温もりを感じれない朝日を浴びた) 髑髏(私の身体がどこにあるか知っていますか?) 治らない(苦しいよ) 昨日ね(人を殺したの) 今日ね(死体を埋めたの) 明日ね(貴方を殺すの) (今日5回目の貴方との)はじめまして (消えた私に)こんばんは (死にゆく貴方に)さようなら 噛み付いて(血は溢れ) 泣き叫んで(喉は枯れ) 目を閉じて(命は止まる) 私を知る(私でさえわからないのに、貴方が理解できるものか) 螺旋階段をかけ降りて(私は何処へも辿り着けない) 鏡と私(なんで私は映らないのかな?) さようなら(これでもう会えないね) 恋愛中!(侵入禁止) 紅茶(甘いお菓子をお供につけて) 世界の中心(私の立つ場所がそうだったらいいのに) 桜の花びら(本当に、人の血を吸ったの?) お姫様みたいな暮らし(きらびやかだけれど自由はない) 彼女は消えた(俺を残して)