【5701〜5800】
早く強くなって私を殺しに来てよ すべるように切り裂いても、悲鳴は刺さるような声なまま 永遠に止まらない鼓動なんて、存在はしないのだから 泣き続ける私なんて貴方から見れば愚かなんでしょう 私では、彼を縛る足枷にはなれないの 貴方に私の全てを奪う権利なんてないのよ 泣く程好きなら、嫌いにさせた方が幸せかしらね 私の姿を見て驚かなかったのは、貴方で二人目 1年分の時をあげるから、立ち去ろうとする貴方を止めて いつもいつも、貴方は後悔と復讐しか考えていないのですね 殺してでも、貴方が欲しいんです 貴方の温もりが、幻ではないように(深く深く抱きしめて) 自分の鼓動が、やけに遠く感じた(死が間近に迫る時) 人は、人を作らず。人という名の兵器を作る(だって私達がいつも欠けているのは感情だから) 全て終わったから、貴方も貴方の在るべき場所へ帰って どうして、人は愛を伝えるのでしょうか? 私以外を愛する貴方なんて消えればいいのに 私達のこの気持ちは、愛なのか 同族意識なのか わからない もどかしい気持ちがどうしようもなく内側から膨らんで 何かしてあげたいのに、何も出来なくて 血まみれって素敵じゃない?私が一番輝くのだから(そう言って、彼女は笑った) 勝手かもしれないけれど、俺を信じてくれないか? 悪いな、与えられたものだけじゃ満足できねえんだ お前を殺しても俺には何の利益もない 貴方のことなんか私はちっとも知らないのに、貴方がそんな顔をするととても心が苦しくなるの(どうしてかしらね) 人から与えられる愛なんていらない、だけど求めてしまう 例え微かな気持ちでも積もれば運命も変えれるんだ 汚された魂は、貴方の元に居る資格はないのかしら? 何でもするから、どうか私の側からいなくならないで 最後まで貴方は貴方らしかった(私は最後まで勝手だった) 最期の時まで側に居させて 心が冷えているのは、人を殺したからかしら? 私は貴方のもの、貴方は私のもの 貴方は私とそっくりね 翼なんかあるから、空をも飛べると期待してしまうじゃないか 消えた貴方に、私は何も感じれなかった いい加減、私の心を返してくれないかしら? 何が貴方の命を蝕むのかは知らないけれど 死ぬまで私のために踊り続けて 私だけでなく、貴方のためにも生きてみたい もう私を世界から開放して 貴方は美しかった(食べてしまいたいほどに) お前に身体をあげるくらいなら、自ら身体を殺してみせるよ なんで柔らかな太陽は僕を熱く射て殺そうとするのだろう 僕の元から逃げ出すのなら殺してやるよ 好きにさせた責任とってよ 始めから、助けるつもりはなかったくせに 貴方を追い詰めた張本人である私が笑うのはとても酷いことなのでしょうね どうしよう、眠りにつくのが怖いの(二度と目覚めれない気がして) 私を天使と間違えるなんて、貴方はよほど天使を誤解しているのね その夢に溺れた私は、貴方の言葉も聞こえなくなって 全てを奪い全てを与えて(そうすれば私は完璧で不完全な存在になれるから) 同情してあげる。私のためにね 美しい空に不安を感じるのは私だけかしら? 涙がポタリと地に落ちて、鼓動はゆっくり静まって 貴方は世界一の馬鹿で、そんな貴方に夢中な私は宇宙一の馬鹿なんでしょうね 眠るように死んだ私は、美しいのか醜いのかどちらでしょうね 私と貴方を重ねたら(生まれてくるのは虚無だけで) 本当に困った時にしか、その選択をしてはいけない 私が歩いた後に、どうか笑顔がありますように どの選択肢にも、貴方はいないの 貴方と出会ったのは、駅のホームという何でもない場所 私の世界に貴方は入ってこないで 貴方が歩んだ場所は、何処も輝いていて 諦めきれるハズがないじゃない 私をおいて逝くのなら、思い出も一緒に持っていって 欲の塊の私達から、欲を奪わないで(だから全てを手に入れた者は苦しむの) 私の何が貴方を引きつけたのか、私にはわからない 泣きながら語る私の姿はそんなに醜いかしら? 頭では理解しているのに心が納得できない(だって、そんな事実を私が受け入れられるはずがないじゃない) なんで貴方は聖者で、なんで私は死者なの? 愛しの王子様(貴方がどうなったのか、私は知らないの) 別れが貴方の死なんて、何て理想的で残酷な現実なのかしら 今日は貴方と私が最後の殺しあいをした日(何て素敵な記念日) 貴方が曖昧だから、私達の関係はあやふやなのよ 最後の幕引のために、私は血の雨を降らしながら踊って見せましょう 希望を持つことがどれ程苦しいのかを、貴方は知っているから 私と共に歩むのならば、貴方の持つ信頼を全て私に頂戴 貴方の全てが現実離れして、貴方の全てが私を捕らえている 本気で貴方が好きだから、伝えているの(伝わらないとわかっていても) 私の一番大切なものは、もうとっくに無くなってしまったから 全てが芝居全てが嘘、なんて歪んだ物語 貴方の拒絶になんの意味があるのかしら? 身体から溢れる雫は、本当に血なのでしょうか?(だって、作り物見たいに赤いもの) あの世から来ました(招かざる来客者) 肺いっぱいに空気を吸い込んで、貴方へと声と共にはきだした 私の夢は必ず誰かが誰かを裏切るの 私が言ったことを理解してください(私は理解できないけれど) 放課後、貴方を待ってます(永遠に、永久に) 死にたい、でも生きたい(自分勝手でごめんね) こんな私に誰がした 青春したいので、恋人になってくれますか? 貴方は、痛いほど真っ直ぐな瞳を私へと向けて 明日へ繋げる言葉 あやまちを犯した私を 貴方は信じてくれないでしょうね 美しい貴方なんか、私は知らない 何処から生まれて、何処へ行くのか なんで、星は 泣かないのだろう 夢見た明日は、酷く 儚くて 貴方に近付くために 私は精一杯、私を動かす